立体ハイビジョンを見よう
10/21/2000
話題提供者 尾藤峯夫さん(早稲田大学国際情報通信センター客員研究員)
佐藤晶司さん(ソニーフロンティアサイエンス研究所 主幹研究員)


当日は、話題提供者と進行役の厚木市情報システム課澤地課長からの挨拶の後、厚木市が他の市町村と協力して作成した「あなたはパンダを知っていますか」という野生のパンダを撮影したソフトと、「水中の宝石メダカ」という2本の立体ハイビジョンの番組を、参加者全員、偏光メガネという黒いサングラスをかけて、見ました。

そのあと、お二人の研究者から、立体ハイビジョンはなぜ立体に見えるのか、普通の映像と撮り方はどう異なるのか、また、最新の立体映像事情として、2つのカメラで立体映像をとるのではなく、1つのカメラでも立体映像が撮れるという実演や、デジタルカメラでも、アダプターや見える角度を変えるスクリーンを使うと、自分が撮った映像を立体的に映し出すことができるという実演をしていただきました。

「立体ハイビジョン」のきれいな映像を堪能できたばかりではなく、ゲストのお二人からわかりやすく最新技術をご紹介いただき、実際にいろいろなメガネをかけて立体映像を楽しみ、「すごーい!」という声があちこちからあがりました。


参加者からは、「片目が不自由な方でも立体映像を楽しむことはできるのか?」という質問が出され、「大丈夫。いろいろな技術開発が進んでいますから」というお答えに、参加者一同、立体映像はもう特別なものではない。という思いを抱くことができました。

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当日の講演録です。(176KB)