プロにうかがうビデオの撮り方
8/25/2001
話題提供者 福島豊彦さん(マルチメディア・ボランティア)


今年になって初めてのプラザサロン。300本以上の結婚式ビデオをお撮りになっている福島さんが、ご自分のCCDカメラを特別に提供してくださり、参加者に実際に触って体験していただくことが、今日最大のポイント。

福島さん作成のパワーポイントを使用したプレゼンテーションで、参加者はビデオの撮り方の要点を一通り学ぶことができました。構図の基本に始まり、ロングショット、クローズアップ、フィックス、パンニングなど、「聞いたことはあるけど、実際どうしていいかわからない」という撮影技法が、撮影例と共に、次々と紹介されていきます。

27にも及ぶポイントの中で、「実際に、自分で撮ってみたい」というポイントに手を挙げていただき、実習タイムが始まりました。ほとんど、プロのカメラに触るのは初めてという方々が、福島さんの指導の下、カメラを上下、左右に動かし、ズームを定めています。
同時に小さなモニターに映るカメラの映像に、周りで見ている方の視線はクギ付け。

10人余りの方が、実際にカメラ撮影に挑戦されました。

 





VHSビデオに撮影したものを、大きなモニターに映し出し「ミニ上映会」がスタート。
撮影技法と名前を書いた紙が、その度に提示されていたので、「あっ、私が撮ったところだ」と逃さずに見ていただけたようです。皆さん初めてにしては、大半が満足顔。




 

ご夫婦での参加が多く、ビデオ撮影が、ご家族の思い出をつなぐ貴重な道具となりつつあることを改めて感じました。


質疑応答も、非常に活発でした。

最近話題の、「デジタルビデオ編集」に興味のある方は残ってください。とマルボラが提案したところ、何と全員がお残りになり、マルボラの田村さんが「デジタルビデオ編集はパソコンでどこまでできるか」という内容のお話をさせていただくと同時に、ソニーのVAIOで編集した映像を紹介し、非常に簡単に加工ができたり、文字を映像に乗せたりする様子を実際に見ていただくことができました。予定より30分程オーバーして散会となりました。

 

終了後のアンケートでは、「続きをぜひ」という声も多く、ビデオへの関心の高さを痛感しました。


アンケートはこちらです。

当日の講演録→ (40.1KB)